xPicoの標準ファームウェアでのSNMP機能について説明します。
共通MIBエージェント機能を搭載し、SNMPマネージャーからの問い合わせに応答します。
出荷設定のコミュニティ名は「public」で、Setupメニューの 6.Security にて変更出来ます。
SNMP Community Name (public): _
具体的動作としては、PC上のSNMPマネージャプログラムからのGet-Requestに応答して xPicoは Get-Responseを返信します。システム情報と電源投入からの経過時間が返ります。
例:ファームウェアVer6.10.0.1では" V6.10.0.1 (141023)"と出ます。
Trapを出力する機能はありません。
実用面では、システムの不具合調査の際にxPicoが再起動していたかを調べる事が出来ます。
SNMPの独自仕様を実現されたい場合は、μITRON対応開発キットを推奨致します。
https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/itron-sdk-all.html