XPortAR搭載基板を作る場合、非常用にシリアルch1信号を取る手段を設けておく事を推奨致します。
例えば、XPortARに192.168.0.255などの稼動出来ないIPアドレスを誤ってセットした場合、LAN側から復旧させる手段がありません。その時にXPortARのシリアル側から設定に入って復旧させます。
また、シリアルを使ったファームウェアのリカバリにも使用します。
(1) | マイコンとのシリアル接続パターンは途中にハンダブリッジ、設定ピン等を設けて遮断可能にする。 |
(2) | 基板には、3.3V,GND,XPortARのch1のTx,Rxを取り出すコネクタ用スルーホールを設けておく。 |
(3) | XPortARを復旧させなければならない時は、(1)を経路遮断して(2)のコネクタにRS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルを接続する。 |

RS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルですが、半完成品が販売されております。
ダイセン電子殿http://www.daisendenshi.com/index.htmlの「ddkit0704」です。