- XPort、XPort AR、WiPort Sample付属CD-ROM廃止について
XPort、XPort AR、WiPort Sample、評価キットの付属CD-ROMは2010年秋をめどに逐次廃止されます。
CDの記録のものよりもダウンロードの方がバージョンアップしており意義が薄れているためです。
(1)
Bin
このCDのメニューなどのファイルです。
(2)
CAD files
XPort/WiPort用基板作成に使えるCADファイルです。(ダウンロード入手可能)
(3)
DeviceInstaller
XPort/WiPort設定をサポートするソフトです。(ダウンロード入手可能)
下記をご覧下さい
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/DevInstJP_XW.pdf
(4)
docs
製品の説明書です。(ダウンロード入手可能)
(5)
reader
説明書を読むための英語Acrobat Readerです。
日本のお客様はインストールしないで下さい。
(6)
Com Port Redirector
(CPR)
仮想COMポート用ソフトです。(ダウンロード入手可能)
下記をご覧下さい
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/ComPort_SetUp.pdf
(7)
SCPR
暗号化版 仮想COMポートソフトの試用版です。(ダウンロード入手可能)
�
...
- XPortの種類
以下は主要品目です。Data sheet には、その他の種類も記載されています。
XP1001000-05R
XPort05R の標準仕様品です。 XPort05R XE と称します。
XP1002000-05R
XPort05R の「暗号化通信」対応品です。 XPort05R SE と称します。
XP1001000M-05R
「Modbus」機能に対応したファームウェアが搭載されております。
※末尾「R」は、RoHS対応を意味します。全製品RoHS対応です。 ※XPort05Rは、旧製品 XPort-04R/XPort03R と機能面で同じものです。 ※XPort485 のRS485機能は今は 「XPort05R SEやXEの標準品」に搭載済みです。
以下は、2015年4月現在生産しておりません。
XP1001000-04R
XPort04R の標準仕様品です。 XPort04R XE と称します。
XP1002000-04R
XPort04R の「暗号化通信」対応品です。 XPort04R SE ...
- XPort出荷設定について
XPortの出荷設定について説明致します。IPアドレスは、0.0.0.0と設定され、DHCPサーバからIPアドレスを受けて稼動する設定です。もし、DHCPサーバが見つからない場合は、数十秒後にAutoIPという169.254.*.*のIPアドレスになります。
これはWindowsで「IPアドレス自動取得」と設定している場合も同じく、DHCPサーバ無い場合、数分後AutoIPの 169.254.*.*になります。よってDeviceInstallerから検索を行うとPortのIPアドレスを確認出来ます。
シリアルインターフェースは、9600bps,data-8,parity-none,stopbit-1,flow-noneとなっています。
汎用入出力信号の入力、出力の定義は「入力」となっています。RTS/CTSフロー制御を行う場合は汎用入出力信号をFlow制御信号に設定変更してから、シリアル設定をRTS/CTSにする必要があります。 ...
- XPortのLAN側が通信しなくなった場合の確認点
1.物理要因 左下の写真のようにRJ45モジュラーコネクタ接点が異常になっていないかどうかをご確認下さい。 過去の事例では、XPortを入れた装置を床に置いた時にRJ45モジュラーコネクタの上部の爪(ノッチ)を靴で踏んで抜く場合などで発生しました。 またケーブル作成時にモジュラー部の圧着が不十分であった場合、コネクタの接点が飛び出ているためにこれが発生する事も考えられます。
接点が汚れて導通不良の可能性もあります。汚れが透明に近い場合は肉眼で見えません。ゴミの出にくい綿棒などで強く拭いてからお試し下さい。
もしLANケーブルの上下動がよくあった場合、XPort底面のハンダにストレスがかかりハンダにクラックが入っている可能性もあります。これは肉眼では分からない可能性があります。 過去の事例では、稼働中に装置の内部温度が上昇すると通信断が発生、温度変化による金属膨張でハンダのクラック状態が変化し、電源や信号が断絶していたと思われる事がありました。XPort底面の再ハンダで直りました。
接点異常例
正常
2.電気的要因 3.3V電源電圧降下も原因としてあり得ます。電源、ACアダプタは温度上昇すると性能が低下します。 お客様装置が稼動してしばらくすると異常となり、電源を切っておいて入れると戻るという場合本件の可能性があります。
3.設定要因 通信相手のIPアドレスとXPortのIPアドレスのセグメントが合っていない場合にLAN通信しなくなります。 本件の詳細説明はDeviceInstaller日本語資料にあります。 https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/DevInstJP_XW.pdf 他にはXPortのFactoryDefaultを何気なく実行され、出荷9600bpsに戻った結果シリアル側が通信しなくなりLAN側にデータが来ない事も考えられます。 本FAQのDeviceLinx共通項もご確認お願いします。
...
- XPort485について
XPort485製品はRS485機能を載せたXPortとして発売されておりましたが、
08年リリースのファームウェア6.5.0.7から標準品XPortでも本機能が載り、廃品となっています。
なお、XPort評価基板はRS485ドライバ/レシーバ無しのため、代替試験方法を下記で説明しています。
XPort紹介資料
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/datasheet/ltrx_cmpdata.pdf
...
- XPort搭載基板を作る場合の推奨事項
XPort搭載基板を作る場合、非常用にシリアル信号を取る手段を設けておく事を推奨致します。 例えば、XPortに192.168.0.255などの稼動出来ないIPアドレスを誤ってセットした場合、LAN側から復旧させる手段がありません。 その時にXPortのシリアル側から設定メニューに入れると便利です。 また、シリアルを使ったファームウェアのリカバリにも使用します。
例:
(1)
マイコンとのシリアル接続パターンは途中にハンダブリッジ、設定ピン等を設けて遮断可能にする。
(2)
基板には、3.3V,GND,XPortのTx,Rxを取り出すコネクタ用スルーホールを設けておく。
(3)
XPortを復旧させなければならない時は、(1)を経路遮断して(2)のコネクタにRS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルを接続する。
RS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルですが、半完成品が販売されております。
ダイセン電子殿の「ddkit0704」です。
https://daisen-netstore.com/shopdetail/000000000135/ct35/page1/order/ ...
- XPortと組み合わせに適するマイコンとは?
シリアルI/Fとデバック用I/Fが独立しているものがお勧めです。
ユーザ用シリアルがデバック用I/Fと共用であると、デバッグ中にはシリアルI/Fが使えなくなり、大変不便です。
トランジスタ技術誌の付録マイコン基板の例では、04年4月のH8基板ではシリアル共用、05年4月のR8C基板ではシリアルが分かれて存在します。
この観点のみで比較するとシリアルI/Fがデバック用とユーザ用に分かれているR8C基板の方が開発しやすいという事になります。
...
- XPortの単体チェック、復旧用冶具
XPort単体を動作確認、復旧(シリアルを使ったファームウェアのリカバリ)する場合に便利な冶具を紹介致します。
緑色の基板は若松通商殿のXPort用基板です。
8pinソケットを切断してXPort用ソケットにします。
注1:XPortの下部のピンは下に出る直前で90度曲がって下に出ています。
XPortを抜く時にピンを引っ張り過ぎると内部で曲がる箇所が移動し、ピンが伸びてしまいます。
XPortを抜くときには左右を持って少しずつ上に上げるようにして下さい。
注2:XPortのピンにハンダが残っているとXPortを挿せなくなるため、丸ピンソケットは推奨しません。
注3:体の静電気を逃がしてからXPortを持って下さい。
ANALOG DEVICES ADM3202は秋月電子殿、マルツ電波殿で販売しています。(07年8月時点)
前頁写真で使用しているSipex SP3232を使用する場合は、pin2に着けたキャパシタの先をGNDに接続して下さい。
Sipex SP3232は共立電子殿にあります。(07年4月時点)
いずれもデータシートを確認の上でご使用下さい。
また、評価基板の元XPortを外してICソケットを分解した部品を付ける事でXPort交換可とする方法もあります。
2010年1月追記:XPort03Rを挿抜可能なソケットを持つ評価基板はLANTRONIX社から正式発売されました。
型番 : XPP10010NMK-01 ユニバーサル評価ボード (XPortProにも使用できます)
タグ: -
�
...
- XPort出荷時のファームウェアバージョンについて
XPort出荷時のファームウェアバージョンはそれぞれ以下の通りです。
型番
Rev番号
ファームウェアバージョン
XP1001000-01 XP1002000-01
Rev.A11、A12・・・
V1.2
Rev.B11、B12・・・
V1.3
Rev.C11、C12・・・
V1.5
XP1001000-03 XP1002000-03
Rev.A11、A12・・・
V1.6
Rev.B11、B12・・・
V1.8
XP1001000-03R XP1002000-03R
Rev.A11
V1.8
Rev.B11、B12
V6.1.0.0
Rev.C12
V6.5.0.7(2008年3月)
Rev.D12、D13
V6.5.0.7(2008年5月)
Rev.E14
V6.6.0.2(2008年12月)
XP1001000-04R XP1002000-04R
Rev.A11
V6.6.0.2
Rev.B11
V6.7.0.1(2010年10月)
Rev.C11
V6.8.0.2(2012年8月)
XP1001000-05R XP1002000-05R
Rev.A11
V6.9.0.2(2013年3月)
Rev.B11
V6.10.0.1(2015年4月)
Rev.B12
V6.10.0.1(放熱グリス変更、F/W無変更 2016年3月)
Rev.C12
V6.10.0.3(2018年中予定)
...
- XPort SE(AES暗号搭載XPort)について
LAN側にてAES(米国政府の次世代標準暗号化方式)による暗号通信を行う事が可能なXPortで、暗号を設定しない出荷設定では標準品のXPortと同じです。
使用している暗号名は、Rijndael(ラインダール)と言います。
使用方法は3種あります。
XPort-SE - XPort-SE間の通信(シリアル-LAN-シリアル、XPortAR、WiPortも組み合わせ可)
XPort-SE - Windowsパソコン間の通信(暗号対応リダイレクタを使いお客様アプリケーション利用)
XPort-SE - Windowsパソコン間の通信(専用DLLを使ってお客様がアプリケーションを作成)
・暗号対応リダイレクタURL: http://www.lantronix.com/device-networking/utilities-tools/scpr.html
・TCP通信設定時 Cipher Feedback 128 bit (CFB128) mode (細かい単位のデータの暗号化に適する)
CFB128では、Initialization Vector(IV)は接続毎に自動更新します。
・UDP通信設定時 Cipher Block Chaining (CBC) mode (一括送信データの暗号化に適する)
CBCではInitialization Vector(IV)は送信パケット毎に自動更新します。 ...
- XPortのSMTPメール送信機能について
XPortは汎用入力ピンのトリガまたはシリアルトリガにてメール送信が可能です。
但し、セキュリティが設定されていない無い「ピュアなSMTPメールサーバ」にメールを投函できるのみです。
最近はプロバイダのメールサーバではセキュリティがかかっております。これらにはメールを投函できません。
メール機能設定は下記のPDFの末尾2ページが参考となります。 https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/xport-guidance-latter.pdf
メールサーバがルータの向こうにある場合、XPortにデフォルトゲートウェィが設定されていないとメールは送出されません。 DHCPまたは手動でデフォルトゲートウェイを設定願います。 設定後、モニターモードの NCコマンドでIP設定確認、PIコマンドでメールサーバにpingが通るかをご確認下さい。下記資料 付2をご参照下さい。 https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/SetupMenu.pdf
なお、メール関係の説明は本文書の「デバイスサーバ共通のFAQ」にもありますのでご確認下さい。
...
- XPortのSNMP機能について
XPortデータシートにあります通り、SNMP機能はRead Onlyです。 共通MIBエージェント機能を搭載し、SNMPマネージャーからの問い合わせに応答します。
出荷設定のコミュニティ名は「public」で、Setupメニューの 6.Security にて変更出来ます。
SNMP Community Name (public): _
具体的動作としては、PC上のSNMPマネージャプログラムからのGet-Requestに応答して
XPortは Get-Responseを返信します。システム情報と電源投入からの経過時間が返ります。 例:ファームウェアVer6.1では" V6.1.0.0 (051122)"と出ます。
Trapを出力する機能はありません。 一言で申しますとXPort内の限られた情報を出せるのみです。 実用面では、システムの不具合発生時にXPortが再起動したかどうかを調べる事が出来ます。
SNMPの独自仕様を実現されたい場合は、μITRON対応開発キットを推奨致します。https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/itron-sdk-all.html
------------------------------------------------------
LANTRONIX社の既存製品でプロバイダーのメールサーバーに投函する機能を持った製品もございます。xSensoという製品です。A/D変換値をメールする機能を持っております。https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/xsenso.html ...
- XPort Installerとは
現在、このソフトウェアは使用されておりません。
03年にXPort-01が発売された頃、XPort用の設定ソフトウェアは、「XPort Installer」という名称でした。
その後、製品種類が増えた時に「XPort Installer」という名称のままでは不都合があるので「デバイスインストーラー」という名称の一般品用ソフトに統一しました。(04年ごろ)
XPort-03以降の製品では、使用上不都合がありますので、その製品に適合する最新のデバイスインストーラーに更新をお願い致します。
...
- XPortARの提供形態
XPortARは、評価キット、CD付きサンプル缶、50個入りトレイの3種の形態で発売されております。
評価キット
XP300200K-01
CD付きサンプル缶
XP300200S-01
50個入りトレイ
XP3002000-01
(トレイの中の1個を指しています)
LANTRONIX社製の評価キットの基板は、XPortARを基板にハンダ固定しています。
2008年7月にXPortARはRevC14に切り替わりました。中国RoHS対応のマークがトレイ梱包袋に付きました。ハードウェア、ソフトウェアに変更はありません。
...
- XPortARの電気的特性、動作湿度
下記のDataShee資料をご覧下さい。
http://www.lantronix.com/pdf/XPort-AR_DS.pdf
Vol、Voh、Vil、VihはP6下段の表、sink/source電流値はP6上段表中央にあります。
DataSheetには温度情報はありますが、湿度情報はございませんので記載します。
動作時
5% ~ 95%
(結露なき事)
(08/02/21メーカーからの情報)
...
- XPortARのMTBF
XPortARのMTBFは40℃条件下で289,247.23Hです。 約33年となります。
...
- XPortARの消費電流
XPortARの消費電流について説明します。
Low of 211 mA to high of 310 mA. This does not include in-rush current.
Here are the nominal power requirements for XPortAR running V2.0 ...
- XPortAR搭載基板を作る場合の注意点
下記の資料に基板側に開ける穴位置の図があります。
http://www.lantronix.com/pdf/XPort-AR_IG.pdf
XPortARの金属カバーと底面基板の組立て誤差がありえますので、下との赤で囲った穴はXPortARのTABより大きめにお願いします。
2010年9月に首記資料は改訂され、TAB用の穴は大きくする情報に変更されています。ご確認をお願い致します。
以上、ご査収の程よろしくお願い致します。
...
- XPortAR評価キットの注意点
XPortAR評価キットに搭載されているRS232Cドライバ/レシーバは省電力機能を持ちDsub9のpin2(受信)に信号が入りませんとドライバ/レシーバが動きません。
例えばシリアル表示機では、Data受信のみ、Data送信信号出力自体が無いものがありますが、この場合例えば表示機が出すRTSを分岐させてDsub9のpin2に信号を入れるなどの何らかの対策をお願いします。
...
- XPortAR搭載基板に非常復旧手段を設ける
XPortAR搭載基板を作る場合、非常用にシリアルch1信号を取る手段を設けておく事を推奨致します。
例えば、XPortARに192.168.0.255などの稼動出来ないIPアドレスを誤ってセットした場合、LAN側から復旧させる手段がありません。その時にXPortARのシリアル側から設定に入って復旧させます。
また、シリアルを使ったファームウェアのリカバリにも使用します。
例:
(1)
マイコンとのシリアル接続パターンは途中にハンダブリッジ、設定ピン等を設けて遮断可能にする。
(2)
基板には、3.3V,GND,XPortARのch1のTx,Rxを取り出すコネクタ用スルーホールを設けておく。
(3)
XPortARを復旧させなければならない時は、(1)を経路遮断して(2)のコネクタにRS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルを接続する。
RS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルですが、半完成品が販売されております。
ダイセン電子殿http://www.daisendenshi.com/index.htmlの「ddkit0704」です。
...
- XPortProの種類
(1) XPP1002000-01R , XPP1002000-02R ・・・ EvolutionOS版XPortProです。
01RはRAM8MB、02RはRAM 16MBです。 本XPortProにLinuxを書かないで下さい。故障します。
(2) XPP1003000-01R ・・・ Linux版XPortProです。
01RはRAM8MB、02RはRAM 16MBです。 本XPortProにEvolutionを書かないで下さい。故障します。
(3) EvolutionOS版XPortPro 1個単位の販売品は「サンプル」と申します。
これの中身は(1)です。
(4) Linux版XPortPro 1個単位の販売品は「サンプル」と申します。
これの中身は(2)です。
(5) バルク品は(1)、(2)ともに50個単位で販売されます。
(6) 評価基板は、型番:XP10010NMK-01で、XPortPro、XPort04Rを
ソケットに挿入して使用します。XPortは付いていません。
(7) Linux用開発キットは、型番:XPPDK1000-LNX-01です。
専用XPortPro、評価基板も付いています。
...
- XPortProの最大消費電流
XPortProの最大消費電流は、3.3V 270mAです。
(2010/04/21 LANTRONIX社連絡事項)
但し電源ON時の突入電流を除きます。
消費電流のTyp値はInteguration Guideにあります。
http://www.lantronix.com/pdf/XPort-Pro_IG.pdf
電源容量は十分に余裕を持たせて戴きます様お願いします。
XPortはイーサネットケーブルの挿抜で消費電流が変化します。
消費電流が増す方向に変化すると電源の電圧は一時的に降下します。
電圧降下の程度は電源の余裕に依存します。
また、電源が熱を持っている時は給電性能低下が発生します。
この両者が重なった時、電圧が3.3Vから電圧降下してしまい
余裕の無い電源では起動を繰り返すような動作となり得ます。
従って電源容量は十分な余裕をお願いします。
...
- XPortPro底面ピンについて説明
(1)XPortPro ResetReset Pinは内部Pull-Upされ、未使用時には不接続で構いません。 内部Pull-Upは20kΩです。
(LANTRONIX社資料不記載のために確認 16/04/28)
(2)XPortPro I/O PinCP1~CP3 の Input時、Serial In ですが内部Pull-Up が付いており、未使用時には不接続で構いません。
(3)XportPro Serial OutSerial Outは電源OnまたはResetからの起動時にHigh/Lowを出力しないHigh Impedance状態となります。10kΩ以上の3.3VプルアップをSerial Outに接続する事を推奨します。(10/01/25 LANTRONIX社からの連絡事項)なお、本件はXPort03R,XPort04R,XPort05Rは該当しません。 ...
- XPort05R/04R/03RからXPortProへの置換え時の注意
XPort05R/04R/03RからXPortProへの置換え時の注意
1.ハードウェア関連項
1)LED
XPortProのLEDは左は緑、右は橙となっています。
XPort05R/04R/03Rは緑/橙の2色LEDを使用しておりましたが、
XPortProからは単色LEDに変更しております。
10BASE-T、100BASE-Tに関わらずLAN接続時に左緑が点灯します。
Full Duplex、Hulf Duplexに関わらず通信時に右橙が点灯します。
LANケーブル非挿入時の電源ON時に前面LEDが点く事はありません。
(XPort05R/04R/03Rと異なりますのでご注意下さい)
2)シリアル送信信号にプルアップ要
XPortPro Pin4 Serial Out ピンを3.3V 10kΩでプルアップお願い
します。これは起動過程でPin4がHi impedance出力となるためです。
(XPort評価基板XP10010NMK-01でも10kΩでプルアップしております)
本プルアップ処理はXPort05R/04R/03Rでは不要ですが、XPortProでは必要です。
(本件はLANTRONIX社英語FAQのID1596を基にしています)
3)起動時のCP1動作
XPortPro Pin6 汎用IOの CP1 信号は起動時、ハードウェア動作としてLow出力し
ます。
ソフトウェアで汎用IOが初期化されるまではLowを出力していますので
XPortPro搭載基板を作成される方はご注意をお願いします。
(XPort05R/04R/XPort03Rは起動時に汎用IOを出力にしません)
4)VIHの範囲
シリアル入力、汎用IO Inputは、5Vトレラントではありません。
入力上限3.3Vまでです。(VIH MAX=3.3V)
(XPort05R/04R/03Rと異なりますのでご注意下さい)
抵抗3個を直列とし、5Vロジック出力の2/3分圧を採ると3.3Vロジックの入力とな
ります。
(5Vマイコンの出力をXPortProに入力する場合の、あくまでご参考です)
5)VOHの範囲
シリアル出力、汎用IO Outputは、出力の電圧保障レベルが高くなり、
改良されております。(VOH MINの電圧が少し高くなっています)
詳しくはInteguration Guide P12をご覧下さい。
http://www.lantronix.com/pdf/XPort-Pro_IG.pdf
6)消費電流
消費電流はTyp225mAです。これは XPort03RやXPort04Rの48MHz/100BASE時
Typ190mAと遜色ありませんが少し多い点はご注意お願いします。。
詳しくはInteguration Guide P12をご覧下さい。
------------------------------------------------------------------------
2.Evolution版ファームウェア関連項
日本語説明:https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/Evolution-setup-jp.pdf
1)RFC2217
発売開始時点のXPortPro EvolutionファームウェアはVer5.0.0.0R14で、
CPR(COMポートリダイレクタ)のRFC2217機能は非対応です。 (RFC2217とは周
辺信号制御の事です)
2)ログイン名、パスワード
Evolutionファームウェアではブラウザ設定画面WebManagerに入る場合、
[ ユーザー名: ...
- XPortProの放熱、耐ESD(静電気放電への対策)について
XPortProの放熱、耐ESD(静電気放電への対策)について
本件はXPortProのハードウェア関連マニュアル
http://www.lantronix.com/pdf/XPort-Pro_IG.pdf
のP11の注意書きの意訳となります。原文も併せてご確認お願いします。
本推奨事項はXPortでも同じであります。
(1) 放熱について
XPortProの金属外装はまたXPort内の発熱に対する放熱の役割もします。
基板におきましては放熱の意味も持たせて戴きますようお願いします。
例えばシールド・タブを基板上2.5cm平方以上の面積の銅パターンに
ハンダ付けする事が推奨となります。
XPortPro周囲温度が高温となる場合はさらに面積を増やして戴きますよう
お願い致します。
(2) 耐ESD(静電気放電への対策)について
XPortProの金属外装は「シャーシ・グラウンド」であり、「シグナルグラウンド」と
別 になっています。
XPortProに印加されたESDはXPortProの金属外装に流れます。
シグナルグラウンドと3.3Vの両方について、シャーシ・グラウンドと
の間に耐圧200Vまでの0.01uF程度の低ESRコンデンサを接続する事を勧めます。
低ESRコンデンサとはESR(等価直列抵抗)が小さいコンデンサという意味で、
セラミックコンデンサや、フィルムコンデンサは低ESRに分類されます。
これによりESDによる電圧スパイクはシグナルグラウンドと3.3Vの両方に等しく
伝わりXPortPro内部は保護されます。
XPortProをESDから保護する目的においては「シャーシ・グラウンド」と
「シグナルグラウンド」を直接接続されない事をお勧めします。
お客様の製品が金属筐体、または導電塗装が内側にしてあるプラスチック筐体
...
- XPortPro搭載基板を作る場合の推奨事項、注意事項
XPortPro搭載基板を作る場合、シリアル信号を取る手段を設けておく事が必要です。 XPortProはLinux、ITRONなどのOS選択肢がありますが、シリアルからのブートプログラム書込みが必須です。 また、XPortProのシリアル側からブート関係の設定を行う必要もあります。 このような場合、PCとシリアル接続する手段が必須となりますので下記のような処理を推奨致します。
例:
(1)
マイコンとのシリアル接続パターンは途中にハンダブリッジ、設定ピン等を設けて遮断可能にする。
(2)
基板には、3.3V,GND,XPortのTx,Rxを取り出すコネクタ用スルーホールを設けておく。
(将来のファームウェアを書く場合に備えて RTS/CTS 信号も出せるようにしておいて下さい)
(3)
XPortProをPCとシリアル接続する時は、(1)を経路遮断して(2)のコネクタにRS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルを接続する。
RS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルですが、半完成品が販売されております。
ダイセン電子の「ddkit0704」です。
https://daisen-netstore.com/shopdetail/000000000135/ct35/page1/order/
---------------------------------------------------------------------------------------
「XPort04R/XPort03RからXPortProへの置換え時の注意」 の項で記載しております下記の件も大変重要ですので本項でも 掲載致します。
シリアル送信信号にプルアップ要 XPortPro Pin4 Serial Out ピンを3.3V 10kΩでプルアップお願い します。これは起動過程でPin4がHi impedance出力となるためです。 (XPort評価基板XP10010NMK-01でも10kΩでプルアップしております)
起動時のCP1動作 XPortPro Pin6 汎用IOの CP1 信号は起動時、ハードウェア動作と してLow出力します。 ソフトウェアで汎用IOが初期化されるまではLowを出力していますので ...
- XPortがLAN動作出来ない時にシリアルに出力するメッセージについて
問題発生を検出した際、以下のメッセージがシリアル設定状態に関わらず
9600bps,data8,no-parity,stop-1にてシリアル出力されます。
これらメッセージについては説明書に記載されておりません。
説明書改訂とは関わり無く内容変更がありえますので ご了承お願いします。
(1)他のLAN機器(MAC:00A0B008307B)とIPアドレスが競合した場合
ERROR: IP address conflict with 00 A0 B0 08 30 7B
(2)製品にブロードキャストアドレスを設定した場合
ERROR: IP address conflict with FF FF FF FF ...
- XPortAR出荷時のファームウェアバージョンについて
XPortAR出荷時のファームウェアバージョンはそれぞれ以下の通りです。
型番
Rev番号
ファームウェアバージョン
XP3002000-01R
Rev.A**
Ver2.0.0.0
Rev.B**
Ver3.0.0.1R8
Rev.C**
Ver3.2.0.1R7
Rev.D**
Ver3.4.0.0R2
Rev.F**
Ver5.1.0.0R13
Revのアルファベットに続く数字2ケタ(**)は、ファームウェア要因外の都合で変更されます。
...
- XPort搭載装置の筐体作成についての注意
XPort搭載装置の筐体作成についての注意
LANTRONIX社がパネルのカット面の図を下記URLに掲載しています。(LANTRONIX FAQ:1629)
http://ts.lantronix.com/faqs/1629/XPort_Cut-out_Dimensions.JPG
...
- XPortPro搭載装置の筐体作成についての注意
XPortPro搭載装置の筐体作成についての注意
LANTRONIX社がパネルのカット面の図を下記URLに掲載しています。(LANTRONIX FAQ:1629)
http://ts.lantronix.com/faqs/1629/XPort_Cut-out_Dimensions.JPG
...
- XPort ProのMTBF
XPort ProのMTBFについて報告します。 (2011年6月 LANTRONIX社確認事項)
XPortPro 温度30度 566,528時間 64.6年
...
- xPico とは
xPico とは、XPort05Rからトランス、イーサネットコネクタをを分離、基板への実装をコネクタ方式にして半田付けの必要をなくしました製品です。
低価格化を実現しました
XPort05Rと同系列のソフトウェアを実装しており、使い勝手は変わりません
お客様の選定したトランス、イーサネットコネクタをご利用頂けます
抜き差しの頻度で劣化するイーサネットコネクタを本体と切り離せます
生産工場での基板への実装作業、故障時の交換作業など、実装面が改善されます
ハードウェアフロー制御に利用するRTS/CTSピンの汎用IOからの独立しました
汎用IOピン数を増強しました
UARTに2ch(Tx/Rxのみ)を追加しました
TCPやUDPのAES暗号化機能が標準実装されました
同一形状で無線LAN対応製品(xPico WiFi)がございます
詳細は、LANTRONIX社の商品サイトをご覧下さい。
また、日本語製品案内資料もご覧下さい。
...
- xPicoの出荷設定について
xPicoの出荷設定について説明致します。IPアドレスは、0.0.0.0と設定され、DHCPサーバからIPアドレスを受けて稼動する設定です。もし、DHCPサーバが見つからない場合は、数十秒後にAutoIPという169.254.*.*のIPアドレスになります。
これはWindowsで「IPアドレス自動取得」と設定している場合も同じく、DHCPサーバ無い場合、数分後AutoIPの 169.254.*.*になります。よってDeviceInstallerから検索を行うとxPicoのIPアドレスを確認出来ます。
シリアルインターフェースは、9600bps,data-8,parity-none,stopbit-1,flow-noneとなっています。
汎用入出力信号の入力、出力の定義は「入力」となっています。 ...
- xDirect とは
xDirectとは、以前から好評いただいておりますUDS1100について ・シリアル コネクタを9pin化 ・プラスチック筐体化 した製品とお考えいただければと思います。
xDirectは用途別に3種類あります。
1)XDT10P0-01-S PoE(イーサネットHUBから受電) RS485/RS232C機能有 (ACアダプタ無し)
2)XDT4851002-01-S RS485/RS232C機能有 (ACアダプタ付)
3)XDT2321002-01-S RS232C機能有 (ACアダプタ付)
保証期間が5年と長い事も特筆する点です。
説明資料(メンバー登録要)
https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html ...
- xPico Wi-Fi とは
xPico Wi-Fi とは、xPico の無線LAN版です。
・コネクタ版(コネクタ脱着可能)とSMT版(表面実装)があります。
前者はメンテ性に優れ、後者はコネクタ分コスト安になります。
SMT版はさらにチップアンテナ搭載版もあります。
・ソフトウェアアクセスポイント機能が搭載されています(最大4台接続可能)
スマートフォンやタブレット端末などと直接無線通信が可能となりました
・DHCPサーバを持っており、直接接続した端末へIPアドレスを割り当てます
・ソフトウェアアクセスポイント機能とインフラストラクチャー端末機能は
同時使用可能です
・技適取得済みです
・低消費電力モードがあります
・無線LAN専用の製品です、有線LAN機能はありません
・コネクタ版は、同一形状の有線LAN対応製品(xPico)がございます
・※アドホック機能はありません
・※無線LAN-有線LAN ブリッジ機能はありません
UserGuideの表紙写真は、製品形状ご確認の参考となります。
http://www.lantronix.com/wp-content/uploads/pdf/xPico-Wi-Fi_UG.pdf
詳細は、LANTRONIX社の商品サイトをご覧下さい。 ...
- xPicoの設定を初期化する信号 Pin36 DEFAULT# について
xPicoの設定を初期化する信号 Pin36 DEFAULT# について
LANTRONIX社Integuraron Guideに本信号の説明が ありますが、Rev.E 文書に誤記述がございます。
xPicoの場合 --------------------------------- 電源ON、Resetなどの起動時にPin36 DEFAULT# 信号を6秒間Lowに
保つ必要があります。信号がリリースされますと初期化されます。
初期化後、再起動をお願いします。 ---------------------------------
IPアドレスを含む各種設定が工場出荷 設定となります。CP信号線の設定は 初期化されません。
参:xPico Wi-Fiの場合 --------------------------------- 稼働中でありましても、Pin36 DEFAULT# 信号が6秒間Lowに なる事で初期化されます。初期化後、再起動をお願いします。 ---------------------------------
...
- xPico Wi-Fiファームウェア更新履歴
1)1.1.0.2R10
リリース時のファームウェアです。
2)1.3.0.1R4
2015年初頭にリリース、製品に搭載。
・省電力機能の追加
・AES 暗号通信機能の追加
・NTP クライアント機能の追加
・シリアル通信機能(マチプレクサ)の追加
・Linuxからのkeepalive応答(Windowsからのkeepaliveには当初から応答)
3)1.4.0.0R28
2016年初頭にリリース。製品に搭載。
・UDP-シリアル変換機能追加
・シリアル速度設定のCustom設定上限が3750000bpsまで可能
...
- xPico Wi-Fiの設定方法について
xPico Wi-Fiの設定は下記の方法があります。
1)xPico Wi-Fiのアクセスポイントに接続、またはxPico Wi-Fiが他の
アクセスポイントに接続しPC、タブレット等から無線LAN経由で Web設定画面を操作
2)シリアル側からxPico Wi-Fiのコマンドラインインターフェース(CLI)
を操作して設定コマンドを発行、Flash記録操作を行い設定。
3)上記CLIを経由して、XML設定情報文字列をxPico Wi-Fiに流し込み設定。
4)curlユーティリティを使用して無線LAN経由でXML設定情報文字列をxPico Wi-Fiに送り設定。
これらの具体的な方法は弊社ダウンロードコーナーの「xPico Wi-Fi導入説明」資料にございます。
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/xPico_Wi-Fi_guid.pdf
上記資料はメンバー登録いただきまして、アカウント通知後 ご確認可能です。 まだでございましたらお手数ではございますが、 下記にてメンバー登録お願い申し上げます。
https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html ...
- xPico Wi-Fiの設定を初期化する信号 Pin36 DEFAULT# について
xPico Wi-Fiの設定を初期化する信号 Pin36 DEFAULT# について
xPico Wi-Fiの場合では、 LANTRONIX社Integuraron Guideの説明通り、稼働中でありましても、 Pin36 DEFAULT# 信号を6秒間Lowにする事で初期化されます。
しかし有線LAN製品のxPicoの場合では、 電源ON、Resetなどの起動時に Pin36 DEFAULT# 信号が6秒間Lowに保たれる必要があります。
両者併用される場合、ご注意が必要です。 ...
- xPicoのシリアルch2の周辺信号機能無しについて
xPicoのシリアルch2のRTS/CTS機能無しについて
xPicoのシリアルch2ですが、送受信信号のみで ございまして、RS485、RTS/CTS、その他コントロール 信号の機能はございません。
シリアルch1/2はCPU速度High設定で921kbpsまで設定可能では
ありますが、高速のシリアル速度はシリアルch1でご使用お願い致します。
下記説明の表内に「2ch目はコントロール信号無し」 と説明しております事項となります。 https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/xpico.html
しかし、xPicoファームウェア6.8.0.3の汎用IO信号定義には ch2のRTS/CTSの定義が存在し、お客様を混乱させる事に なってしまい大変申し訳ございません。 「2ch目は周辺信号無し」が正しい情報でございますので ご了承お願い致します。(6.10.0.1で修正済) ...
- xPcio Wi-Fiを組込んだ製品筐体について
xPico Wi-Fiを入れた製品裏側に貼るラベルには以下の説明を書く事を推奨します。 「本製品内の特定無線設備は、電波法に基づく工事設計認証を取得した表示を付けています」
またxPico Wi-Fi表面のラベルをユーザが確認可能な事も必要です。 具体的には通常工具にて分解出来、xPco Wi-Fiラベルを見る事が可能であれば構いません。 ...
- xPicoのシリアルRS485信号について
xPicoのシリアルch1ではRS485機能を使用する事が 出来ます。
Ch1 RTS信号 ・・・ RS485 2wire設定時に送信Enable信号として機能します。
GPIO定義のRS485関連設定
RS485 Select信号と RS485 2-wire信号の役割
RS485ドライバ/レシーバの選択信号として使用出来ます。
Serial Settingsの定義とGPIOとの関連
-----------------------------------------------
Active level=Lowの場合の動作
RS232C設定時 :RS485 Select=H RS485 2-wire=H
RS485 4wire設定時:RS485 Select=L RS485 2-wire=H
RS485 2wire設定時:RS485 Select=L RS485 2-wire=L
-----------------------------------------------
注1:Active level=Highの場合は逆になります。
注2:RS485 2wireではマルチドロップ機能を使用出来ますが、
4wireでは出来ませんのでご注意をお願い致します。
申し訳ありませんが、xPico評価基板(XPC100100K-02)はRS485機能に支障があり、RS485ご使用の際はxPico ...
- xPico Wi-Fiの金属カバーについて
xPico Wi-Fixの金属カバーは、シグナルGNDと導通しています。
お客様製品におきましては、フレームGNDとシグナルGNDを分離しておられるケースが多々あるかと思われます。この場合xPico筐体とフレームGNDを接触させないようにご注意お願い致します。 ...
- xPicoの金属カバーについて
xPicoの金属カバーは、シグナルGNDと導通しています。
お客様製品におきましては、フレームGNDとシグナルGNDを分離しておられるケースが多々あるかと思われます。この場合xPico筐体とフレームGNDを接触させないようにご注意お願い致します。 ...
- xDirect用オプション 140-448-Rの代替え
xDirect用オプション 140-448-Rの代替え案
下記URL内でxDirectのシリアルコネクタをDTEオス に変更するオプションについて説明があります。 xDirectのオプション「140-448-R」 https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/xdirect.html
しかし、140-448-Rは都度取り寄せとなり、お急ぎの場合にご希望通りに入手出来ない可能性があります。
------------------------------------------------------
下記の2個を組み合わせれば信号結線仕様上は同等品になります。 データ通信、RTS/CTSフロー制御が可能となります。
エレコム シリアルリバースアダプタ AD-R9
http://shop.hikaritv.net/shopping/commodity/plala/5410028190/?sid=g_shopping_redirect_00K&cid=pla
エレコム 超小型アダプタ AD-D9MM
http://www.monotaro.com/g/00534792/
140-448-Rとの違い
代替案の場合、Pin1,9が未結線となります。
シリアルから電源供給稼働は出来ない事になります。
ご注意
弊社としては、紹介のみとさせていただきます。
本代替品の保証は出来ません事をご了承お願い致します。 ...
- xPicoのSNMP機能について
xPicoの標準ファームウェアでのSNMP機能について説明します。
共通MIBエージェント機能を搭載し、SNMPマネージャーからの問い合わせに応答します。
出荷設定のコミュニティ名は「public」で、Setupメニューの 6.Security にて変更出来ます。
SNMP Community Name (public): _
具体的動作としては、PC上のSNMPマネージャプログラムからのGet-Requestに応答して xPicoは Get-Responseを返信します。システム情報と電源投入からの経過時間が返ります。
例:ファームウェアVer6.10.0.1では" V6.10.0.1 (141023)"と出ます。
Trapを出力する機能はありません。
実用面では、システムの不具合調査の際にxPicoが再起動していたかを調べる事が出来ます。
SNMPの独自仕様を実現されたい場合は、μITRON対応開発キットを推奨致します。
https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/itron-sdk-all.html
...
- xPicoのブラウザ設定画面の「ロゴ無し版」について
xPicoのブラウザ設定画面の「ロゴ無し版」についてお客様によりましてはWebブラウザ設定画面において「LANTRONIXロゴ無し版」が
必要となる事もあると思われます。
本件は下記のサイトからダウンロード出来ます。(ファームウェア6.10の場合)ftp://ftp.lantronix.com/pub/xpico/6.10.0.1/各ファイルの説明・gen_xpico_webm_2006.cob がLANTRONIXロゴ無しの設定画面です。・これとセットのファームウェアは xpico_61001.rom ですので更新時は 必ず両方更新お願いします。・なお、xcpio_wemb2006.cobは元のLANTRONIXロゴ有りの設定画面です
...
- xPrintServerの初期化方法説明
xPrintServerを工場出荷設定に戻す方法ですが、電源ONの状態でxPrintServer底面のリセットボタン穴に
クリップの先端を曲げたものを差し込み、内部のリセットスイッチを最低10秒押し続けて離しますと、初期化されます。下記URLの資料https://www.lantronix.com/wp-content/uploads/pdf/xPrintServer-Office_UG.pdfのP55説明にあります通りの方法となります。
...
- XPort Modbus版について説明
LANTRONX社では、XPort05RのModbus版
(製品名 XPort05R IAP)を用意しています。
一方、弊社発売のXPort開発キットでもModbusデモが
あり、XPort05Rに搭載可能です。
両者の違いについて説明します。
1)LTRXのXPort05R Modbus版 (XPort05R IAP)
LAN側はModbus/TCP、
シリアル側はModbus/RTU and Modbus/ASCIIを使用します。
つまり、LAN側、シリアル側の両方がModbusでいわば
「Modbusゲートウェイ」という分類の商品となります。
製品は50個入りトレイで販売されております。
単体が必要な場合、弊社営業にご連絡下さい。
2)XPort開発キットModbusデモ
LAN側はModbus/TCP、シリアル側はユーザプログラミングで作成します。
これは既存の独自プロトコルのシリアル機器をModbus/TCP化するもので
そのまま使用するものではなく、ユーザがプログラミングする
前提となります事をご了承願います。 ...
- xDirect PoE版の説明
xDirectにはPoE対応品があります。 型番:XDT10P0-01-S
これについて説明します。
1)対応規格
IEEE802.3af
説明書での記載: UserGuideのP16の下から3行目に記載しております。
https://www.lantronix.com/wp-content/uploads/pdf/xDirect_UG.pdf
2)給電方法
PoEでは、下記の2つのモードがあります。
・データラインに電力を乗せるMode A
・スペアラインに電力を乗せるMode B
xDirect PoE は両方のモードに対応しています。
3)その他
xDirect PoEでは、ACアダプタ挿入口もあります。
ACアダプタは付属していませんが、別売のxDirect用ACアダプタで稼働させる事が可能です。 ...
- XPortのEthernet信号部と内部回路間の耐圧について
XPortのEthernet信号部と内部回路間の耐圧について
XPortのEthernetコネクタ信号部と内部回路間の耐圧について説明致します。
耐圧は1500V となっております。
具体的には下記の部位の耐圧です。
Ethernet信号 - XPort底面のPin1 (GND)
Ethernet信号 - XPort底面のPin2 (3.3V)
Ethernet信号 - XPort底面のPin3
Ethernet信号 - XPort底面のPin4
Ethernet信号 - XPort底面のPin5
Ethernet信号 - XPort底面のPin6
Ethernet信号 - XPort底面のPin7
Ethernet信号 - XPort底面のPin8
Ethernet信号 - XPort外装Shield
よろしくお願い致します。 ...
- XPort EDGEドキュメント
メーカー提供の英文資料は下記URLにて提供しています。 ・使用方法の説明 ・ハードウェアの説明 ・開発キットの説明 ・外観図、評価基板回路図 ・MTBF資料https://www.lantronix.com/products/xport-edge/#tab-docs-downloads
日本語資料の説明範囲は限定的ですのでご了承お願いします。 ・弊社サイトの製品紹介 https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/xportedge.html
・使用方法の説明 ・WebAPIの解説、デモ説明 下記URLのXPort EDGE項からダウンロード下さい。 https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/index.html (上記用メンバーご登録画面) https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html
・デモ動画 https://www.youtube.com/watch?v=XHv3G3akgqo
XPort05R/XPortProと異なり、XPortEDGEの出荷設定は、
シリアルはコマンドラインモードですので、導入時に
シリアルLAN変換設定をする必要があります。ご注意お願いしま ...
- XPort EDGEでは、検索、ファームウェア復旧にLPMを使用
XPort EDGEやxPico200シリーズの場合では、検索、シリアルからのファームウェア復旧にLPMを使用します。
最新のLPMは下記URLにあります。https://www.lantronix.com/products/lantronix-provisioning-manager/
使用方法については弊社提供のXPort EDGE使用法をご覧下さい。
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/xportedge-guide.pdf
(メンバー登録:https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html ) ...
- xPico200シリーズドキュメント
メーカー提供の英文資料は下記URLにて提供しています。 ・使用方法の説明 ・ハードウェアの説明 ・開発キットの説明https://www.lantronix.com/products/xpico-200/#tab-docs-downloads
日本語資料の説明範囲は限定的ですのでご了承お願いします。 ・弊社サイトの製品紹介 https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/xpico-200.html
・使用方法の説明 ・WebAPIの解説、デモ説明 下記URLのxPico200項からダウンロード下さい。 https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/index.html (上記資料2件用のメンバーご登録画面) https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html
・デモ動画 https://www.youtube.com/watch?v=6xx-C-gkb3E
xPico, xPico Wi-Fiと異なり、xPico200シリーズの出荷設定は、シリアルはコマンドラインモードですので、導入時にシリアルLAN変換設定をする必要があります。ご注意お願いします。 ...
- xPico200シリーズでは、検索、ファームウェア復旧にLPMを使用
xPico200シリーズの場合では、検索、シリアルからのファームウェア復旧にLPMを使用します。
最新のLPMは下記URLにあります。https://www.lantronix.com/products/lantronix-provisioning-manager/
・Windows用の他にLinux用、MAC用の3種類が用意されています。
使用方法については弊社提供のxPico240使用法をご覧下さい。
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/xpico240-guide.pdf
(メンバー登録:https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html )
...
- XPortEDGEの検索について
LAN内で稼動しているXPort EDGEのIPアドレスを確認する場合、 メーカーでは「LPM」というツールを推奨しています。 LPMは、Windows用、Linux用、MAC用があります。
ダウンロードは下記から行います。 https://www.lantronix.com/products/lantronix-provisioning-manager/ ...
- XPort EDGE搭載基板を作る場合の推奨事項
XPort EDGE搭載基板を作る場合、非常用にシリアル信号を取る手段を設けておく事を推奨致します。例えば、独自に設定したパスワードを忘れた場合、シリアル側からメンテナンスする事が必須となります。
例:
(1)
マイコンとのシリアル接続パターンは途中にハンダブリッジ、設定ピン等を設けて遮断可能にする。
(2)
基板には、3.3V,GND,XPort EDGEのTx,Rx,CP1(RTS),CP3(CTS)を取り出すコネクタ用スルーホールを設けておく。
(3)
XPort EDGEをシリアル側からする時は、(1)を経路遮断して(2)のコネクタにRS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルを接続する。
RS232Cドライバ/レシーバ内蔵のメンテナンス用ケーブルですが、半完成品が販売されております。
ダイセン電子殿の「ddkit0704」です。
https://daisen-netstore.com/shopdetail/000000000135/ct35/page1/order/
注:LPMを使用してシリアルからファームウェア修復を行う場合、CP1:RTS/CP3:CTS接続が必要です。 ...
- XPort05RをXPortEDGEに置き換える場合の注意点
XPort05RとXPortEDGEは3.3V電源で稼働し、フットプリントが同じという意味では互換ですが注意点がいくつかあります。
・XPort05Rの信号線は5Vトレラントですが、XPort EDGEは5Vトレラント ではなく、5V系マイコンと直結出来ません。 信号直結する場合、相手マイコンは3.3V系である必要があります。
XPort EDGEのデータシートはメーカーサイトからダウンロードできます。 https://www.lantronix.com/products/xport-edge/#tab-docs-downloads 上記画面の「Docs & Downloads」の「XPort EDGE Datasheet」を選び、 お客様会社名などを記入いただきますとダウンロードできます。 このデータシートのP13のTable4-2とお客様ご使用のXPortEDGEに接続する マイコンと仕様が合うかご確認いただく必要があります。
・XPort05RではCP1-3内部にWerak Pullupがありますが、 XPortEDGEではCP1がPullup、CP2,3がHi-Zです。 (データシートTable3-5)
つまり、XPortEDGEのデータシートをご覧いただき、お客様基板上のXPort搭載部周辺と電気的仕様が適合するか改めて確認いただく必要があります。
その他注意点・XPortEDGEは9600bpsより低いボーレートを設定出来ません。 (これは2020年6月現在のファームウェアの制約です)
・XPort EDGEの出荷設定では、シリアルはコマンドラインインターフェース(CLI)が
設定されていますが、一方XPort05Rではシリアル・LAN変換が稼働します。
出荷設定が何が適当かはメーカーの考え方になりますが、設定してから実装する
のは手間ですので最初からマイコン側に下記の処理を入れる事が考えられます。
-------------------------------------------------------
XPortEDGEに接続するマイコンのシリアル側処理例
a.電源ON時9600bpsで「Command Line started」を検知しない時はそのまま。
b.電源ON時9600bpsで「Command Line started」を検知した場合は
XPortEDGEが出荷設定のままと判定し設定文字列を送信。
> プロンプト表示を確認
>config
config>Line 1
config Line 1>protocol tunnel
(設定保管を促すメッセージ。無視してこのまま続ける)
config Line 1>exit
config>tunnel 1
config Tunnel 1>accept
config Tunnel 1 ...
- xPico200 設定書込み回数
設定をFlashに書込み可能な回数ですが、2,3万回となります。 ...
- xPico200のファームウェア修復
ファームウェアの更新は通常LANから行いますが、起動しなくなった場合などではシリアルを使用して
ファームウェアを修復します。
方法については下記URLの資料のP 51 に説明があります。
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/xpico240-guide.pdf
(メンバー登録:https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html )
シリアル接続の条件としましてはTx、Rxのデータ信号の他にRTS、CTSの接続も必要です。
...
- XPortEDGEファームウェア修復
ファームウェアの更新は通常LANから行いますが、起動しなくなった場合などではシリアルを使用して
ファームウェアを修復します。
方法については下記URLの資料のP 40 に説明があります。
https://www.co-nss.co.jp/member/p-lan/manual/xportedge-guide.pdf
(メンバー登録:https://www.co-nss.co.jp/member/member_p-lan.html )
シリアル接続の条件としましてはTx、Rxのデータ信号の他にRTS、CTSの接続も必要です。 ...
- xPico200 起動時にシリアルのBreakを出力する件
xPico200は起動時にシリアル側から Break信号を出力します。
Break信号とは、データ線を(通常のビットレベルのパルスより)長時間Activeにしたままに
する状態を維持、出力する信号の事です。
一般的には今までの通信を止めて、新規に通信を始める前に出力する場合などに使用されます。
これを起動時に出力します。設定などでこれを止める事は出来ませんのでご了承お願い致します。 ...
- XPortEDGE 起動時にシリアルのBreakを出力する件
XPortEDGEは起動時にシリアル側から Break信号を出力します。
Break信号とは、データ線を(通常のビットレベルのパルスより)長時間Activeにしたままに
する状態を維持、出力する信号の事です。
一般的には今までの通信を止めて、新規に通信を始める前に出力する場合などに使用されます。
これを起動時に出力します。設定などでこれを止める事は出来ませんのでご了承お願い致します。 ...