xPico Wi-Fiに搭載されているアクセスポイント機能のSSIDは、xPico Wi-Fiを近距離内で多数動かしている時も競合が発生しないようになっています。 PCやタブレットなどの無線LAN端末からは「XpicoWiFi_XXXXXX」というSSIDを確認出来ます。(出荷設定時)
( XXX XXXXXX は xPico Wi-Fiラベルに印刷されているシリアル番号後半です )
よって名前が競合する事はありません。
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ここからは応用編です。
「お客様製品名+シリアル番号後半」のSSIDにしたい場合があります。下記の方法があります。
1. ファームウェア1.3.0.1R4 またはそれ以前の場合
xPico Wi-Fiには、コマンドライン・インターフェース(CLI)があります。これを操作するTeratermマクロを作る方法があります。マクロとは、ターミナルのコマンド操作を自動で行うコマンド列ファイルです。
1)CLIに入る
2)stauts -> deviceに入り showを実行、シリアル番号を読み取り文字列変数に代入。
3)config -> access Pointに入り SSIDをシリアル番号入りで設定
以上のような処理を自動実行するマクロを作れば自動設定されます。
2. 今後リリース予定の予定のファームウェア1.4.0.0
SSID設定項は、「XpicoWiFi_%-6s」となっています。 %-6sはシリアル番号を後ろから6文字という意味です。
お客様製品名が「Nissin001」と仮定、ここを「Nissin001_%-6s」と設定しますとお客様製品名+シリアルのSSIDに更新されます。