TCP/IPでは「接続操作」が伴いますが、接続を受付ける側を「サーバ」、接続を出す側を「クライアント」と言います。
(1) デバイスサーバをサーバとして使用する場合(デバイスサーバ出荷設定はサーバ機能が有効となっています)
コマンドプロンプトから行う場合の具体的操作例
> telnet 192.168.1.20 10001
この操作で192.168.1.20のデバイスサーバのシリアルポート1とLANとの通信を開始します。通信開始がPC側からとなります。
例えば測定データを取るために通信開始を人間が行う場合に適します。
(2) デバイスサーバをクライアントとして使用する場合
具体的操作例は後の項で説明します。通信開始がデバイスサーバ側からとなります。
例えばデバイスサーバに付けたセンサが侵入者を検知した場合にPCに連絡する場合などに適します。
このサーバ機能、クラインアント機能は両方利用が出来ます。
例えば、通常時はサーバとして接続に備えて待機し、今度は他のサーバへの接続を行うトリガが発生した場合はクライアント動作を開始するという 使い方です。