ブレーク(Break)はデータ信号線を100m秒~数秒程度、0 状態にするものです
LAN側からの制御でシリアル側にブレーク(Break)を送出する方法を説明します。
以下に送出方法を説明します。
ご確認の際は最新ファームウェアにてご確認下さい。
1)XPort04R/03R/05R、xPico、UDS1100、UDS2100、WiPort、WiPortNR、WiBox、XPortDirect+
[Connection]設定において[Telnet Contol]をEnableに設定します。
Teratermにおきまして、TCP接続でTelnet接続を行います。
接続後、プルダウンメニューにて「ブレーク送信」を選びますと
シリアル側からブレーク(Break)が送出されます。
この時、LAN側では制御コード0xFF、0xF3が流れています。
LANTRONIX社FAQ ID:1522 も併せてご覧下さい。
RS232C設定時のみ有効です。
2)PremierWaveEN、XPortPro、EDS1100、EDS2100、
XPortAR、MatchPortAR、MarchPort b/g Pro
各標準ファームウェアでのBreak送出方法については
英文UserGuideに説明があります。
RS232C設定時のみ有効です。
3)汎用IOを使える組み込み製品の場合
上記方法はバイナリ通信時は基本的に使えません。
またRS485で本件に似た事をしたい場合も使えません。
この場合、汎用IOを併用する事が考えられます。
汎用IOを出力/ActiveLowに設定しシリアル出力信号と
ANDとすれば、汎用IOをLANから操作する事でブレーク信号を
出せる事になります。