XPortデータシートにあります通り、SNMP機能はRead Onlyです。
共通MIBエージェント機能を搭載し、SNMPマネージャーからの問い合わせに応答します。
出荷設定のコミュニティ名は「public」で、Setupメニューの 6.Security にて変更出来ます。
SNMP Community Name (public): _
具体的動作としては、PC上のSNMPマネージャプログラムからのGet-Requestに応答して
XPortは Get-Responseを返信します。システム情報と電源投入からの経過時間が返ります。
例:ファームウェアVer6.1では" V6.1.0.0 (051122)"と出ます。
Trapを出力する機能はありません。
一言で申しますとXPort内の限られた情報を出せるのみです。
実用面では、システムの不具合発生時にXPortが再起動したかどうかを調べる事が出来ます。
SNMPの独自仕様を実現されたい場合は、μITRON対応開発キットを推奨致します。
https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/itron-sdk-all.html
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LANTRONIX社の既存製品でプロバイダーのメールサーバーに投函する
機能を持った製品もございます。
xSensoという製品です。A/D変換値をメールする機能を持っております。
https://www.co-nss.co.jp/products/conectivity/xsenso.html