パケット生成タイミング設定は製品系により異なります。
1.XPort03-05R,xPico,WiPort,WiPortNR,XPortDirect+,UDS1100,UDS2100,WiBoxの場合
(1) Idle Gap Time設定
デバイスサーバがシリアル受信している状況において、データが途絶えた時間が
設定時間を越えるとLAN側からパケット送出する機能です。
(2) Send Character 1、2
パケット終端区切り判定に使用するbyteデータを指定出来ます。
1byte長データを2件設定出来ます。Send Character自体もLAN側へ出力されます。
(3) 2-byte Send Character Sequence
上記Send Character1、2を一つのWordデータとして区切りに使う場合
に有効にします。 Send Character自体もLAN側へ出力されます。
(4) Trailing Characters
区切りByte、Wordの後にさらに無条件で付けるシリアル受信データ数
を指定出来ます。 例えば区切りの後にチェックサムがある場合に使用します。
1byteまたは2byteを指定出来ます。
(Trailing : あとに続くの意味。車の「トレーラー」は日本語になっています)
2.XPortPro,XPortAR,MatchPortAR,MatchPort b/g Pro,EDS4100,EDS8/16/32
(1)パケット長指定
パケット長を指定出来ます。100byte以上の場合 指定可能です。
(2)Send Character
パケット終端区切り判定に使用するbyteデータを指定出来ます。
Send Character自体もLAN側へ出力されます。
(3)Trailing Character
区切りByteの後に加えるデータを定義出来ます。
本機能は、シリアルからのデータに無い「byteを加える」という意味で
CRを最後に付けるなどが可能です。
3.ご注意
データのパケットの区切りですが、送信側はどこで区切ってもよい事になっています。
LAN上の再送などで上記の区切り通り送信されない事もあります。
受信側アプリケーションはパケットの区切りがどこで入っても対応可能にして
いただきます様お願いします。