2008 年2月29日より、XPort03Rの標準ファームウェアは6.1.0.0から6.5.0.7へ、WebManagerは1.3.0.0から1.6.0.2への変更となります。
変更された箇所は以下の通りとなります。
【New Feautures (6.1.02、6.5.0.3の変更を含む)】
(1) | Link Status 機能の追加 汎用IOに”Link Status”と呼ばれるLANケーブル有無確認機能を設定出来るようになりました。 Pin7に定義可能でLANケーブル挿入時にLow出力、非挿入時にHigh出力が可能です。 |
|
(2) | モデムモードでRINGメッセージを表示する/しないの指定が可能になりました。設定メニュー更新有。 | |
(3) | モデムモードでATDTコマンドを使う場合、”ATDTx.x.x.x:pppp[CR]”という形式にも対応するようになりました。(x.x.x.xはIPアドレス、ppppはポート番号を意味します) | |
(4) | モニターモードにネットワーク設定を参照するためのコマンド”NS”が追加されました。 実行例:
|
|
(5) | CPUパフォーマンスモードには従来HighとRegularがありましたがLowが追加されました。 | |
(6) | RS485対応機能が標準ファームウェアに搭載されました。 XPort485に加え通常のXPortでもサポートされる事になりました。(08年3月21日 LANTRONIX通知事項) 設定メニューにおいて、TxEnable信号のActiveH/L設定変更を行える機能も追加されました。 |
|
(7) | RFC2217(リダイレクタ使用時アプリケーションから周辺信号コントロール、設定を反映させる機能)が追加されました。 リダイレクタは最新バージョンを使用下さい。 |
また、モニターモードのSetupRecordを使ってXPortを設定しておられるお客様は6.5.0.7対応の資料がございますので技術サポートまでご請求下さい。(SetupRecord7 byte3-byte15廃止 etc)
【修正事項】(1) | DHCPでのIPアドレス取得時の異常修正 まれにDHCPサーバからIPアドレスを取得するまでに時間が長くかかってしまうバグを修正しました。 |
(2) | モニターモードのSSコマンドのバグ修正 |
(3) | 暗号化時のバグ修正(XPort SEのみ) 全16バイトのIVが送られないならば、暗号化は失敗します。 |
(4) | ボーレートを変更した時、ポートパスワードもボーレートと同じ値になってしまうバグを修正しました。 |
(5) | XPort起動中、Pin6_CP1信号が汎用IOレジスタ初期化中の動きとして数μSec、Hi->Lo->Hi(通常Hiが持続)となる問題があり、修正しました。 |
(6) |
Default Garteway設定時にTlenet passwordを設定するとWebManagerに入れなくなるバグを修正しました。 |