LAN側にてAES(米国政府の次世代標準暗号化方式)による暗号通信を行う事が可能なXPortで、暗号を設定しない出荷設定では標準品のXPortと同じです。
使用している暗号名は、Rijndael(ラインダール)と言います。
使用方法は3種あります。
XPort-SE - XPort-SE間の通信(シリアル-LAN-シリアル、XPortAR、WiPortも組み合わせ可)
XPort-SE - Windowsパソコン間の通信(暗号対応リダイレクタを使いお客様アプリケーション利用)
XPort-SE - Windowsパソコン間の通信(専用DLLを使ってお客様がアプリケーションを作成)
・暗号対応リダイレクタURL: http://www.lantronix.com/device-networking/utilities-tools/scpr.html
・TCP通信設定時 Cipher Feedback 128 bit (CFB128) mode (細かい単位のデータの暗号化に適する)
CFB128では、Initialization Vector(IV)は接続毎に自動更新します。
・UDP通信設定時 Cipher Block Chaining (CBC) mode (一括送信データの暗号化に適する)
CBCではInitialization Vector(IV)は送信パケット毎に自動更新します。
・暗号設定はセットアップメニューからお願いします。