-
最初に、「ソフトウェア故障」の可能性を確認します。
- UART(シリアル)ポートから、設定画面に入れるか試します。
→ 使い方は製品のドキュメントをご覧ください。(→補足資料のご案内) → メンテナンスするために「XPort搭載基板を作る場合の推奨事項」をご案内しております。 → 組込み製品系には、治具として「ユニバーサル評価基板」など評価基板製品がご利用いただけます。
「XPortの単体チェック、復旧用冶具」をご確認ください。→ 設定画面が表示されれば、ソフトウェアは動作しております。 → 設定画面が表示されれば、設定の誤りを探してください。
例えば、ネットワークの設定が誤っているだけで通信ができなくなるため、故障と判断されるケースが多くございます。→ 設定の初期化もお試しください。
ただし、製品仕様でネットワークの値だけは初期化されませんので、手動変更が必要となります。→ 設定画面が表示されないのであれば、操作手順が誤っていないか、ご確認お願いいたします。
ご自身の操作に誤りが無いのであれば、ファームウェアの修復へお進みください。 - デバイスインストーラーを使用して、ファームウェアの修復を行います。
→ ファームウェア復旧について → 工場出荷状態へ復旧でき、その後正常動作するようでしたら、ハードウェア故障ではございません。
想定できることは、設定を誤っていたか、FlashROMのデータ化けが疑われます。→ 工場出荷状態へ復旧できない場合、ハードウェア故障が疑われます。 -
確認の結果、「ハードウェア故障」と判定された場合、以下をお読みください。
-
XPort系の場合には「XPortのLAN側が通信しなくなった場合の確認点」をご確認ください。 また、供給電圧もご確認下さい。例えば3.3Vで稼動する製品に5Vを給電して動作しない事例もございました。
-
無償保証期間は「2年」または「5年」でございます。保証期間は弊社ホームページに説明がございます。故障品が無償保証期間内であるかどうかを簡易的に判定するには、本体ラベルの「デートコード」をご確認ください。
例えば XPort03/04の場合、ラベルの右下、5文字の英数字があり、その左から2ケタが製造年数となります。(参考→XPortの種類)
簡易的な判断方法でございますので、はっきりとわからない場合には、購入された代理店担当者までご連絡お願いいたします。 -
故障品を送られる際には、「再現性」「ファームウェアの種類など個体情報」「トラブル発生までの発生経緯」などの情報を添付していただければ大変助かります。
-
「故障品をご返送戴く際のお願い」をお読みください。
故障の判定
- 最終更新:
- 2012-07-02 17:51
- 改訂:
- 1.6