シリアル側から来たデータをIPパケットにしてLAN側に流す方向の通信の説明です。
例えばデフォルトの設定状態では、シリアル側からデータ入力の後に数ミリ秒の入力空き時間が発生すると、デバイスサーバはそれまでシリアルから入力されたデータをLAN側へパケット出力します。
シリアル側からのデータ送信が連続して来た場合は、十数ミリ秒程度毎に区切ってパケットを出力します。(TCP/IP時)
但し、XPortの場合のみファームウェアのバージョンによって挙動が変わります、ファームウェアVer1.8とVer6.1.0.0のシリアル→LANパケット送出タイミングの違いをご参照下さい。
なお、LAN→シリアル変換は、LANパケットを受信後、待ち時間などを設けずにシリアル側から送出開始します。送出完了までの時間はデータ量とシリアル速度で決まります。(start-bit、parity、stop-bitも計算に入れる必要があります)