CソースとTICコードのサイズ比較


ISaGRAFが生成するアプリケーションコードは、TICコード(ISaGRAF Ver.3の場合、ISA86MまたはISA68M)形式よりも、Cソースコードの形式の方が相対的にサイズが大きくなります。
以下の例は、ISaGRAF Ver.3でSFCや他のIEC言語を使用した比較的大きなアプリケーションの機械語の実行ファイルとTICコードを比較したものです。

TICコードの場合
ターゲット(カーネル)のサイズ=180KB
アプリケーションコード(TIC)サイズ=76KB
合計=256KB

Cソースコードをコンパイル・リンクした場合
カーネル+アプリケーション(実行ファイル)サイズ=391KB

このようにコードが大きくなる理由のひとつは、ほとんどのTICコードが、対応するCPUの命令コードよりもサイズが小さいためです。
この増分はTICコードのインタプリタ(カーネル)のどこかで吸収していることになります。また、同じ命令が処理される度にその部分が繰返し使用されるというわけでもありません。
最終更新:
2008-07-30 12:16
改訂:
1.1
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