IL言語の命令"JMP"や"RET"では修飾子"C"と"N"の両方が使えますが、修飾時のルールのようなものがありますか?


ISaGRAFのユーザズマニュアルの言語リファレンスに記載がありませんが、IL言語の命令と修飾子には以下のようなルールがあります。
修飾子"N"(反転)は命令"JMP"(ジャンプ)と"RET"(リターン)と組み合わせて使用できますが、その際には必ず修飾子"C"(条件チェック)と一緒に使用します。
すなわち、以下のような組合わせとなります:

JMPC ILレジスタ(現在の結果)の値がTRUEの時ジャンプ
JMPCN ILレジスタの値がFALSEの時ジャンプ
JMPNC JMPCNと同じ
RETC ILレジスタの値がTRUEの時リターン
RETCN ILレジスタの値がFALSEの時リターン
RETNC RETCNと同じ

命令"JMPN" と "RETN" というものは存在しませんので、"JMPCN" や "RETCN"を使用してください。
最終更新:
2008-06-25 17:13
改訂:
1.0
評価点数:0 (0 件の投票)
Chuck Norris has counted to infinity. Twice.