ETCP/ISaRSIタスクの使用するCPUタイムを減らす方法


通信タスクが占有するCPU時間を減らすには、タスクの実行周期(サイクルタイム)を長くします。
ターゲットのOSの種類によって指定方法は異なります。

Windows NT版
    コマンドラインからまずETCPまたはISaRSIタスクを起動し、それからISaGRAF Ver.4/5のコンフィギュレーションマネージャ(CMG)を起動します。
    実際のコマンドの設定方法は以下のようになります。CycleTimeに指定する値を大きくします(単位:ミリ秒)

    [シリアルリンクの場合]
    ISaRSI -def=com1:19200:N:1 -CycleTime=22
    ISaGRAF -NOETCP

    [TCP/IPの場合]
    ETCP -Cycle=22
    ISaGRAF

OS-9版
    環境変数で設定します。以下のようなコマンドを実行します。
    setenv ETCP_CYCLE 22
    setenv ISARSI_CYCLETIME 22
    この次にCMGを起動します。

VxWorksの場合
    環境変数で設定します。以下のようなコマンドを実行します。
    putenv ETCP_CYCLE=22
    putenv ISARSI_CYCLETIME=22
    この次にCMGを起動します。
最終更新:
2008-07-30 10:55
改訂:
1.0
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