マルチスレッドだけをサポートするOS(マルチプロセスは対応しない)にISaGRAF Ver.4/5 を移植する場合の注意点


通常のターゲットのように、システムレイヤ以外に修正すべき部分があります。
まず、ITGTDEF_THREADITGTDEF_NO_GLOBALS を#defineしてコンパイルする必要があります。

また、各バーチャルマシンのシステムデータを格納するための構造体も必要です。これはVxWorks版のターゲットのソースを例としてごらんください。ファイル dsys0gbl.h で下記の二つの比較的サイズの大きい構造体を定義しています。
  • strKerGlobInst
  • strCommonGlobInst
各スレッドのコンテキストテーブルにこれらの構造体のポインタを保存するようにします。
最終更新:
2008-07-31 13:38
改訂:
1.1
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