- POUのプログラムのダウンロードの順番について
ISaGRAF Ver.4/5のターゲットにアプリケーションコードをダウンロードするとき、各リソースがもつPOU(プログラム)単位で転送します。これには順序があります。
Ver.4.10以降のバージョン
ダウンロードの順番は、各リソースフォルダの、以下のファイルに記述されています。
[ワークベンチのインストールフォルダ]\Prj\[プロジェクト名]\[コンフィギュレーション名]\[リソース名]\DwlOrder.txt
Ver.4.03以前の場合
ダウンロードの順番は、各リソースフォルダ
[ワークベンチのインストールフォルダ]\Prj\[プロジェクト名]\[コンフィギュレーション名]\[リソース名]\
の、以下のファイルに記述されています。
<ResourceName>_DwlOrder.xws シミュレーション
<ResourceName>_DwlOrder.xtc デバッグ(TICコード)
このファイルの仕様の詳細については、ドキュメント "ISaGRAF PRO Kernel Interface Reference" の"ResDwlOrder" セクションに記述されています。本ドキュメントに関しては、 ICSTriplex ISaGRAF Inc.社のページをご覧下さい。
注意事項
これらのファイルはリソース毎に1つ作成されます。
これらファイルはターゲット側にはダウンロードされません。
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- PLCのラダープログラムをISaGRAFに取り込むことはできるか?
日本国内で販売されている一般的なPLCのラダーを取りこむことはできません。
まず、標準で取り込みをサポートしているのはIL言語です。PLC側でラダーをIL言語のファイルで出力できる場合は、「プロジェクト管理エディタ」のメニュー「プロジェクト」-「ILプログラムのインポート」で取り込めます。
また、ISaGRAFのラダープログラムは全てテキストファイルで保存されます。そのフォーマットはオプションソフト「ワークベンチ開発キット」のマニュアルで公開されています。PLCのプログラムをこのフォーマットにあわせて変換できれば、取り込むことが可能です。
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- POUのプログラムのダウンロードの順番について
ISaGRAF Ver.4のターゲットにアプリケーションコードをダウンロードするとき、各リソースがもつPOU(プログラム)単位で転送します。これには順序があります。
Ver.4.10以降のバージョン
ダウンロードの順番は、各リソースフォルダの、以下のファイルに記述されています。
[ワークベンチのインストールフォルダ]\Prj\[プロジェクト名]\[コンフィギュレーション名]\[リソース名]\DwlOrder.txt
Ver.4.03以前の場合
ダウンロードの順番は、各リソースフォルダ
[ワークベンチのインストールフォルダ]\Prj\[プロジェクト名]\[コンフィギュレーション名]\[リソース名]\
の、以下のファイルに記述されています。
<ResourceName>_DwlOrder.xws シミュレーション
<ResourceName>_DwlOrder.xtc デバッグ(TICコード)
このファイルの仕様の詳細については、ドキュメント "ISaGRAF PRO Kernel Interface Reference" の"ResDwlOrder" セクションに記述されています。本ドキュメントに関しては、 ICSTriplex ISaGRAF Inc.社のページをご覧下さい。
注意事項
これらのファイルはリソース毎に1つ作成されます。
これらファイルはターゲット側にはダウンロードされません。
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- PLCプログラムをより早く動かすにはどうすればよいですか?
ISaGRAFで作成したPLCプログラムは大きく分けて TIC (Target Independ Code): Javaのような中間コードを出力し、ISaGRAF targetが実行形式に変換しつつ動作させる SCC (Structured C Code): target architectureに合わせたCソースコードを出力、コンパイルし、ISaGRAF targetにリンクして動作させるの二つの方法があり、特に予備知識がない場合ははSCCを使えば良いと考えがちです。しかし、SCCを使用した場合、ISaGRAF からはPLCプログラムを管理できず、デバッグなども行えなくなるという欠点があります。上記の欠点を回避するには、主要な処理部分をCファンクション/ファンクションブロック(C-F/FB)化し、これを用いるという手法が用いられています。これは、TICがSCCより遅くなる主要原因がプロセッサの処理速度のみに依存する論理演算部分に於いて、逐次変換処理を経なくてはいけなかったためです。しかし、C-F/FBを用いれば、この内部はCで作成され、プロセッサネイティブコードとしてtargetに組み込まれるため、SCCを用いた場合と同等の処理速度になります。 この理由からC-F/FBを用いるのが唯一の方法となっていました。但し、ISaGRAF Ver 5.22以降ではこの状況に変化が生まれました。 ISaGRAF Workbench Ver 5.22以降ではTICコンパイラに最適化オプションが加わり、このオプションを有効にした場合、TICの実行速度は従来の1.7~2.4倍程度に向上しました。更に、target側もISaGRAF target Ver 5.22 以降最適化処理対応ルーチンが加わっています。この最適化処理対応ルーチンを生かすには、ISaGRAF Workbench側で追加の最適化オプションを有効にする必要が有ります。このオプションを有効にした場合、TICの処理速度が最大4倍以上となり、SCCとほぼ同等の処理速度となります。このオプションの唯一の欠点は、有効になった場合に出力されるTICがVer ...