ISaGRAF Ver3.xやVer4.02以前では、ファンクションブロックの個々のインスタンスのローカル変数やパラメータの状態をデバッグ時にモニタすることができませんでした。しかし、Ver4.03以降ではこの機能があります。
ファンクションブロックのインスタンスをデバッグする、すなわちインスタンスのローカル変数をモニタするには、以下の手順で行ってください。
ファンクションブロックのインスタンスをデバッグする、すなわちインスタンスのローカル変数をモニタするには、以下の手順で行ってください。
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1. インスタンスの宣言
最初に、辞書でファンクションインスタンスを宣言します。(変数辞書で変数を登録するのと同じ要領です。)
2. インスタンスをコールするようなプログラムを作る
FBDかLDプログラムからインスタンスをコールする場合は、該当するブロックをダブルクリックし、「ブロックの選択」ウィンドウの右下の「インスタンス」リストボックスから登録したインスタンス名が選択されていることを確認してください。
3. デバッグ作業
デバッグを開始し、辞書を開き、左端の「+」記号をクリックして、リストを開き、登録したFBインスタンスのローカル変数をモニタします。