ISaGRAF Ver.4/5ではファンクション・ファンクションブロックのパラメータ数に制約はありますか? また、それを変更することは可能でしょうか?


ISaGRAF Ver.4/5では、標準の製品ではファンクション/ファンクションブロックのパラメータの総数は合計128個以内という設定になっています。
また、ファンクションブロックのパラメータの総数=ファンクションブロックのローカル変数+入出力パラメータと計算します。
ただし、この総合計数は設定によって変更することが可能です。以下の手順でワークベンチ側の変更ができますが、ターゲットもこの設定に対応するためにはオプションの 「ISaGRAF Ver.4/5 開発ツールキット」が必要です。
    1. ISaGRAF Ver.4/5フォルダのBinの下の "PLCTools.mdb"を開く。 ※1
    2. 対象となるプロジェクト "Prjlibrary.mdb"を選択する
    3. "Form"-"target" メニューを選ぶ
    4. "MaxPara" の数字を変更する
    5. ターゲットフォルダの下の ISaSys フォルダの dsys0def.h の下記のパラメータ数の部分の設定を変更する
    /* Functions call parameter passing: Max nbr of parameters */
    #define ISA_FCALL_MAXPARAM 128

    6. ターゲットのISaVM.exeを再生成する ※2

※1 この設定を行うには、Microsoft Access が必要です。
※2 ISaGRAF Ver.4/5 開発ツールキットが必要です。
最終更新:
2008-07-30 11:34
改訂:
1.0
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