ターゲット | 最小サイクルタイム | |
ISaGRAF Ver.4未満 | OS-9 | ハードウェアに依存 |
DOS | 55ms | |
VxWorks | ハードウェアに依存 | |
WindowsNT | 1ms。ただし、旧バージョンでマルチメディアタイマー未使用のもので10ms。 | |
WindowsNT-RT(Intime版)(ISaGRAF開発ツールキットにソースが付属) | 1ms | |
WindowsNT-RT(RTX版)(ツールキットにソースが付属) | 1ms | |
Windows95-RT(受注対応) | 1ms | |
OS/2* | 32ms | |
ISaGRAF Ver.4/5 | WindowsNT | 1ms |
OS-9 | ハードウェアに依存 | |
VxWorks | ハードウェアに依存 |
*OS/2ターゲットは現在のバージョン(Ver3.23以降)では未サポートです。
時間管理の精度
システムのタイマーの周期によっては、精度に問題が出る場合もあります。
例えば、256Hzでスケジューリングが行えるようなシステムを考えます。
この場合、システムチックは
-
1000ms ÷ 256= 3.9ms
になります。ISaGRAF ver.4/5の仕様上でのタイマ単位は1msですので、バーチャルマシンでは
-
0.9ms × 1サイクルで消費したチック数
の誤差が出るということになります。可能であるならば、スケジューリングの周期を、1000÷周波数[Hz]の小数点以下を四捨五入したms単位の値に変更した方が好ましい結果となります。